スタッフブログ

コンクリート・モルタル・モールテックスの違いについて

2023/11/24

こんにちは。

エコ・トップです。

 

 

店舗・住宅・オフィスなどいろいろな用途で、最近多く使用されているMORETEX(モールテックス)という材料があります。

コンクリート打ちっぱなしが好きな人には心に刺さる事間違いないと思います。

 

 

 

ちなみに上の写真は、先日淡路島に出かけた時の、建築家安藤忠雄の夢舞台の写真です。

この、建築物はコンクリート打ちっぱなしの建築物です。

まずは、コンクリート・モルタル・モールテックの違いについてお話させていただきます。

 

 

 

*コンクリート・モルタル・モールテックスの違いについて

 

モールテックスもモルタルもコンクリートも全てセメントから作られています。

まずはモルタルとコンクリートの違いから説明していきます。

 

モルタル:セメント+水+細骨材

コンクリート:セメント+水+細骨材+粗骨材

 

セメントに水を混ぜたのがモルタル

このモルタルに砂利を混ぜたのがコンクリート

 

柔軟性は モルタル > コンクリート

強度面では コンクリート > モルタル

 

その為、モルタルはブロックの下地などに用いられ、構造躯体ではコンクリートを使用します。

 

 

今回ご紹介させていただきます、MORETEX(モールテックス)は、海外製品になり、薄塗り鉱物性左官塗材になります。

モールテックスはモルタルとほぼ同じ材料でできていますが、さらに特殊な樹脂を混ぜて作られます。

モルタルが水を吸収する性質を持っているのに対しモールテックスは水を通さない性質を持つため、シャワールームや洗面台、キッチン、など屋内外問わず様々なシーンで採用されます。

 

 

メリット

  • 防水性

モールテックスは水を通さず溶けないという性質をもっており、キッチンや洗面所、水回りにも採用されています。店舗内装や表札など様々なシーンでモールテックスが活躍しています。

  • 耐久性

わずか2~3mmの厚さで塗られるモールテックスですが、その表面強度はコンクリートの5倍の強度になります。

曲げやたわみにも強い製品になります。

 

万が一ひび割れが発生した場合、モールテックスではなく下地自体のひび割れや伸縮に追従してひびが入ってしまっている可能性が高いので、モールテックスを塗る際はしっかりと下地を作っておく必要があります。

 

デメリット

  • 費用

モールテックスは、塗装・乾燥・2度塗り・研磨・オイル/ニス塗布…と施工工程が複雑です。

手間暇をかける分、費用は高いので、屋外や水回りはモールテックス、それ以外はモルタル、というように場所によって使い分けるのも方法のひとつです

 

  • 完成までに時間がかかる

先程説明したように、モールテックスは通常の左官仕上げと比較すると施工工程が複雑です。また、冬は気温が低いため乾燥に時間がかかる等の状況による施工判断が必要となります。

 

 

 

❁デザインに優れているモールテックス

一部のアクセントに取り入れたりするだけでも、お部屋の印象がまた変わりますので、参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

エコ・トップでは

暮らしをもっと快適に

家も家族も笑顔になる住まいづくりをご提案しています。

HP https://ecotop.jp

カテゴリー:その他,住まいの事

お電話でのお問い合わせ

フリーダイヤル 0120-11-8585
受付時間 9:00〜18:00 (年末年始を除く)
来場予約をする お問い合わせをする

見学・来場予約

お問い合わせ

電話する